こちらは郵便局。まさかQRコードを貼っていただけるとは思ってもなくて、ご協力いただけてとても嬉しかったです。(ポストと紛らわしい、アイデア募集ボックスも夏には置いて下さいました。)
そして、次はセンターで油絵と陶器も作られているミヤムラさんのお話しです。ミヤムラさんも、センターに週何回か来られていて、展覧会までに何度もお会いしました。洋画の創作室では人物画をよく描かれていました。ご自宅にも絵がたくさんあるそうで、観てみたいとお願いすると、数日後に何枚か大きな絵を車で持ってきてくださいました。(こんなん恥ずかしいわ〜と言いながら、見せてくれました。) その中に、40年前に描かれた絵があり、3人の男の人が描かれていました。絵の中の人が何となくミヤムラさんに似ているな、と思い聞いてみると、ご自身が3人兄弟だと話されました。私は3姉妹で、この絵のように縦に3人並んだ写真があり、それを懐かしく思い出しました。
そして、お話しを聞いてミヤムラさんのご兄弟への想いの詰まった絵だということを強く感じ、今回作品をお借りして展示することにしました。何十年も前に描かれた絵を展示する、という体験は私にはまだありませんが、大切に保管されていた絵が再びたくさんの人に観ていただけたらと思っています。
