今回の展覧会に向けて、7月から8月末まで、「こんな公園があったらいいな」をテーマに、
アイデアの募集を行いました。なぜ「公園」かというと、御殿山生涯学習美術センターに3月末に初めて訪れ、そこには利用者の方々の姿はありませんでしたが(新型コロナウイルスの影響で、施設が利用出来なかったので)、スタッフの方の話を聞いて、ここはものづくりの人々が集う公園のようなものなのかもしれない、と想像したからです。そのように、直感的に「公園」というテーマを自分の中で設定し、人々に理想の公園のイメージを聞きたいと思い、広くアイデアを募集しました。この図書館の中や、周辺地域には写真のような黄緑色のボックスを設置し、ウェブ上でもアイデア募集を行いました。この施設の周辺の小学校がいくつか協力してくださったこともあり、約180個のアイデアが集まりました。集まったアイデアの一部は、このようなものでした。
大人の方からの応募もいくつかあり、その中には「この企画に参加することで、自分のアイデアを出す力がどの程度あるのか再確認することが出来ますね」という、とても嬉しい感想がありました。
また、子ども達からのアイデアでは、私のイメージしていた公園ではなく、遊園地やテーマパークに飛躍しているものも多くありました。